あわくらたんけんクラブ

活動内容

実施期間

活動は不定期ではありますが、2ヶ月に1回のペースで年6回程度実施しています。2020年は、夏前・夏・秋・冬に実施しました。

何をしているところか

20年前に「子ども達の社会教育の場」を提供するために教育委員会が運営をスタートしました。小学1年生から中学3年生までを対象に、夏はキャンプ、冬は雪遊びを恒例行事に、様々な企画を立てています。小・中学校にチラシを配布し、企画ごとに参加者を募集していますが、多い時は80人位の申し込みがあります。教育委員会の職員、登録ボランティアも加わり、常時7・8人がサポートして、子供達の活動を見守っています。

想い・大切にしていること

大人側が子ども達のためにと、遊びの準備をし過ぎないようにしています。場と機会を提供したら、子ども達には自由に遊びを見つけてもらえるような雰囲気作りを心掛けています。子ども達には沢山の経験をさせたいという思いから、安全を確認したら大人は基本的に行動を止めません。西粟倉の自然も人も、何でも遊びに使えます。「村の全てをフィールドに遊びつくそう」をコンセプトに、何でも遊びに繋がることを子どもたちに知ってもらいたいですね。

子どもたちの様子

みんなが目を輝かせて生き生きしていますね。大人は最初にヒントを与えるだけで、細かな内容は全部子ども達が決めて実行していきます。最初は自然を怖がったり、自信がない子も、次の年には思いきりアクティブな動きに挑んだりと、様々なフィールドで子ども達が楽しく挑戦しています。大人も、子ども達の楽しそうな姿を見ていて、とても嬉しいです。

今後どうしていきたいか

村を巣立っていく子や、村に残っている子ども達の心には、探検クラブの思い出が残っています。思い出話などを聞くと、村をフィールドに色々な経験をできているのだと感じます。子ども達が関わる人達と多様な経験をするだけでなく、自分の限界にチャレンジしていくことも意識しています、この企画を、さらに10年・20年先へと繋いでいきたいですね。

保護者へのインタビュー

うちの子はまだ1年生ですが、1年目から全部参加させてもらっています。娘が丁度自転車に乗れるようになったぐらいに探検クラブも自転車で村内を探検する企画があって、それが初めての参加でした。親元を離れてお兄さんやお姉さんと一緒に自転車であっちこっち行けたことが本人の自信になったようです。
帰ってくるとすぐに「次も絶対行く!」と言っていました。探検クラブでは他学年とグループを組んで活動しているようなので普段は関わらない子とのつながりも徐々にできているようです。

移住希望者へのメッセージ

環境や自然、人も含めた、西粟倉村の資源を最大限に活用し、子ども達の初めての体験の場を作っています。成長し続ける子ども達の姿を、大人達がしっかりと見て過ごせることはとても貴重なことだと思います。過去の探検クラブの様子は、フェイスブックや村の広報、西粟倉村のホームページにも記事の掲載がありますのでご覧ください。

関連リンク