小学校3年生のふるさと元気学習では「西粟倉の魅力を発信」をテーマに学習を進めています。

学級活動でBASE101%のいちご狩りに参加したことをきっかけに、西粟倉のいちごへの興味を持った子どもたち。ふるさと元気学習でもいちごについての学習をすることになりました。いちご狩りを経て、疑問に思ったことをまずは質問するため、BASE101%で苺を育てられている、エーゼロの山田智弘さん、原田壮太朗さんにお話しをお伺いしに行きました。

いちごハウスの中には収穫時期を終えた苗がずらりと並んでいました。「ここのいちごハウスでは西粟倉の木を製材する時に出てきた木くずや木の皮も混ぜて苺の苗のフカフカのお布団にしています」と原田さん。BASE101%に隣接する森の学校の製材の際に出た木くずを活用していることを知りました。

また新しい苗の準備も始まっています。いちごは他の果物と違い、「ランナー」と呼ばれるツルを伸ばして、新たな苗にするそうです。子どもたちは不思議そうにプランターから延びる「ランナー」を見つめていました。他にも広大なハウス内の水やりの方法など、ただいちご狩りをするだけでは触れることができない世界に触れ、子どもたちは真剣にメモを取っていました。

ハウスの見学後は質問タイムです。「いちごはなぜ赤いのですか?」「どれくらいのいちごを育てているのですか?」など、気になっていたことをどんどん質問していきました。「このハウス全体で1万2千株ぐらい育てています」という答えに「ええ!そんなに!」とびっくりした様子の子どもたち。質問を通して様々な事を発見したようでした。

いちごについてさらに興味が深まった子どもたち。学校へ帰ってくると「こんなことをみんなに伝えたい!」とワクワクが止まりません。

2学期以降もいちごを中心にさらに学習を進める予定です。貴重な機会をいただきましたエーゼロの皆さん、ありがとうございました。

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