【西粟倉小学校】6年生総合学習 中学校で使う名札を作ろう!森からはじまるバッジプロジェクト 名札づくり編〈実施報告〉
2025.03.04
先日、小学校6年生が中学校で使う名札を作る「バッジプロジェクト」の一環として、材料集めを行いました。そして今回は、ついに名札の組み立て作業に挑戦しました!

まずは、製材した木の板を紙やすりで丁寧に磨くところからスタート。木の表面をなめらかにしながら、ひとつひとつ手で仕上げていきます。触り心地が変わるのを実感しながら、みんな集中して作業に取り組んでいました。

次に、名札の裏側にクリップを取り付ける作業。しっかり固定しないと名札が落ちてしまうため「緊張するー!」と言いながらも、位置を決めながら慎重に取り付けました。

最後の仕上げは、ウエスでオイルを塗る工程。オイルを塗ることで木の質感が引き立ち、自然なツヤが生まれます。それぞれの手で磨き上げた名札が完成しました。

森から始まったこのプロジェクトが形になり、子どもたちの中にも達成感が生まれた様子でした。中学校生活の3年間、この名札とともに新たな学びを積み重ねていくことでしょう。

最後に、森本さんから「木で作られた名札って売ってるとしたら、いくらするのかな?と思って調べたら、450円だった。でも、みんなでとってきて、自分でつくって、磨いた手元にあるものはもっと価値がある」という言葉を、子どもたちも真剣に聞いている様子でした。
また、子どもたちから様々な感想や疑問の声が上がりました。
「こうやって木で名札を作るのも、木がたくさんある西粟倉だからかなと思った」
「自分たちが使う名札を、自分たちでけずったりしたりして、おもしろかった」
「名札が西粟倉って感じでいいなと思った」
「あっという間だった。この経験をこれからにつなげたい」
「 この名札を大切に使おうと思った」

この活動を支えてくださった木薫の國里社長、森本さん、そして岸本材木店の岸本さんに改めて感謝申し上げます!ありがとうございました!