【西粟倉小学校】6年生総合学習ふれあい公園看板設置〈実施報告〉

2023.12.01

西粟倉小学校6年生のふるさと元気学習では、「村を元気に」を目標に、村内にある公園への看板設置とイベント開催を計画しています。村長・担当課長に看板設置を承認いただいたので、今回は看板の骨組みを公園に設置しました。

看板の骨組みは事前に木の里工房木薫さんが工房で作ってくださいました。公園に到着した子どもたちは看板とは初対面。トラックから力を合わせて看板の骨組みを下ろし、公園内まで運びます。何人もの手が骨組みを支えてまるでおみこしのようにゆっくり運んでいきました。園内に運び終えるとまずはやすりをかけて仕上げます。外側はもちろん、脚の内側もすべすべになるように、軍手を外してどんな手触りか確認しながら、丁寧にやすり掛けを行いました。やすり掛けが終わると、設置場所へと向かいます。設置場所は事前に木薫さんが整えてくださっていました。

さあ後は穴の中の土台に骨組みを置き、土で穴を埋めていくだけです。埋めていくだけと言っても子どもたちにとっては重労働。土の中には大きめの石もごろごろ入っていてなかなか思うように進めることができません。全員の力を合わせて、スコップで土を穴に入れる人、石を穴に入れる人、穴の隙間を棒を使って埋めていく人に役割分担をしながら穴を埋めていきます。綺麗だった軍手や体操服がどろどろになりながら真剣な眼差しで作業を進めていきました。

ついに穴が埋まり、看板が立ち、次にペンキで丁寧に塗装をしていきます。塗り残しが無いか、ペンキが垂れていないか交代でくまなくチェックし、今日の作業は終了。今までは、頭の中にしかなかった看板が目の前に現れ、子どもたちは「こっちの面は地図の面がよさそう!」「こっちは木の紹介の面かな?」と次のイメージが膨らみます。

誰かがこの看板を見たときに、6年生が企画したイベントに参加したときに、その誰かが「元気に」なってもらえることを願って、もう少し準備は続きます。

今回もご協力いただきました木の里工房木薫の國里さん、舟橋さん、ありがとうございました!