【西粟倉小学校】3年生社会科 今の道具と昔の道具〈実施報告〉

2026.04.17

小学校3年生の社会科の授業では「昔のくらし」の単元があります。今回は歴史探訪クラブの福井正さんにお越しいただき、役場が保存している西粟倉の昔の道具をお借りして授業を行いました。

はじめに、昔の暮らしについて福井さんからお話しいただきました。「今は好きな時間に家族でお風呂に入っているけど、昔はそうはいかなかった」と福井さん。子どもたちは「えぇ、なんで?」とはてなが浮かぶ子どもたち。「今は追い炊きがあるからいつでも温かくできるけれど、火を起こしてお湯を沸かしていたから、沸いたらすぐに順番に入っていかないとお湯がぬるくなってしまう」と教えていただきました。お風呂に使う水も川から引いていたからその水路もたまに掃除をしないとお風呂に入れません。また、お湯を沸かすための薪も準備しなければなりません。ただお風呂に入ることだけをとってもいろんな仕事があったことを知りました。

昔の学校はどんなところだったのか、福井さんは昔の西粟倉小学校の前で撮影された集合写真を見せてくださいました。「校舎が木でできてる!」「人数が多い!」と今の学校との違いが子どもたちからどんどん挙がります。昔同じ西粟倉で学校生活を送っていた子どもたちに想いを馳せることができました。

次に、昔の道具を実際に触りながらどんな物が使用されていたのかを体験しました。

「くわ」など見たことのある道具もあれば、「とおみ」や「みの」など初めて触るものも中にはあります。「みのって案外軽いんだ!」「牛と一緒に田んぼを耕していたの!」とたくさんの発見がありました。

最後にみんなでお米の脱穀に挑戦しました。「千歯こき」を使って、イネから稲穂の部分だけを取り除いていきます。イネを1本ずつ千歯こきに通していきますが、少ししか穂の部分を取ることができませんでした。

「昔の人たちがいろんな道具を作って、それをより良くした道具を今使っています。昔の人たちがいたからこそ今の私たちがいます」と最後にメッセージをいただきました。

授業後の振り返りでは「昔は電気が無いけれど、いろいろな仕組みを使って生活していてびっくりした」「昔は面白い道具がたくさんあった」「今はいろんなことが簡単になっている」など、昔の人の生活の知恵や工夫、今と昔の生活の違いなどを知ることができたようです。

貴重な体験をさせていただいた福井さん、ありがとうございました!