【西粟倉小学校】6年生総合 太陽光パネル落成式〈実施報告〉

2024.05.28

「これからのみらい、持続可能な再生エネルギーが増えてほしい」そう話した6年生。

昨年度5年生のときは、西粟倉村百年の森林でんき株式会社の皆さんにご協力いただきながらエネルギーについて学習を進めてきました。そのご縁で「新しい太陽光パネルを設置するのでステキな名前をつけてもらえませんか?」と代表の寺尾武蔵さんからお話しをいただき、太陽光パネルの落成式に向けて準備を進めてきました。

現在村にある水力発電所は「めぐみ」「みおり」など女の子のような名前から、「太陽光発電は男の子がいいんじゃない?」という意見や「名前に『み』がついているのがいいんじゃない?」など今までの名前を基に様々なアイデアを出しました。

最終的に絞られたのは「みらい」と「ゆたか」。どちらの名前も捨てきれず、最後に寺尾さんに相談して「みらい」に決まりました。

そして迎えた落成式。知らないスーツを着た大人たちの様子に少し緊張した様子です。「それでは西粟倉小学校6年生の皆さんよろしくお願いします!」と司会の言葉に前へでます。エネルギーについて学習することになった経緯やこれまでの学習内容、電気を作ることがいかに大変かを経験したこと…。誰かの言葉ではなくこれまで感じ、学んだことを自分たちの言葉で堂々と発表することができました。

そして、いよいよ考え抜いて決めた名前「みらい」を発表。「未来の人が幸せな暮らしになってほしい」「今頑張ったら未来が良くなるから」など自分たちが込めた想いを伝えました。

発表後感謝状をいただいたり、いろんな方に「ステキな名前をありがとう」と声をかけていただき、子どもたちは誇らしげでした。今回の自信を次の学習に繋げていくことができればと思います。

貴重な機会をいただきました百森でんきの寺尾さん、関係者の皆さんありがとうございました。