【西粟倉中学校】2年生家庭科 浴衣の着付け体験〈実施報告〉

2024.07.13

西粟倉中学校は2学年のときに毎年家庭科の授業で浴衣の着付けを学んでいます。

井上早苗さん、清水和子さん、草刈節子さん、矢代順子さんにお越しいただき、浴衣の着付けを教えていただきました。

最初に、浴衣を着る準備です。浴衣を着やすいように畳みなおしたり、腰ひもを取りやすいようにします。そして、着るときも後ろで浴衣を広げて肩にかけるなど、ただ着るのでは無く、美しく着る為のポイントが盛りだくさん。子どもたちは普段なじみのない浴衣や動作に四苦八苦しながらも、見よう見まねで浴衣を着ていきます。

「裾が長いときはどうやったらいいの?」「このひもはどこで結んだらいいの?」と実際に着てみることで教科書で見ただけでは出てこない疑問がどんどんわいてきます。手取り足取り、講師の皆さんに教えていただきながら何とか全員着ることができました。

鏡に映った自分の浴衣の姿を見て「なんかいい感じ!」と嬉しそうな笑顔がこぼれます。

浴衣を着ると体操服の時よりも「歩きにくい!」と言っていましたがそれも体験して分かることです。

最後は見本なしでの着付けの挑戦です。一回脱いで、先程教えていただいた流れを思い出しながら、自分で手を動かしていきます。「あれ?ここはどうだっけ?」「ここはこうじゃない?」と教え合いながら1回目よりも少し上手く着ることができていました。

普段なかなか触れることが無い浴衣に触れることができた子どもたち。実際にやってみることでしか分からないことをたくさん知ることができたようです。貴重な体験の機会をサポートいただきました皆様ありがとうございました。