【西粟倉小学校】1年生 アメリカ・バーモント州から、西粟倉に来た!〈実施報告〉
2025.05.07
アメリカ・バーモント州から7歳のRosieさんが西粟倉村に来てくれました!

西粟倉小学校1年生、そして放課後児童クラブ「げんきっこ」の子どもたちと、言葉や文化を越えた交流のひとときを過ごしました。

最初の休み時間、Rosieは早速1年生の子どもたちと一緒に図書室へ。
上級生が持ってきてくれた英語の本をきっかけに、Rosieは英語で、子どもたちは日本語で自然に会話。まるでずっと前から友だちだったかのように、当たり前にコミュニケーションをとっていました。その後、生活科の「春見つけ」では、校庭で桜や虫を一緒に探し、鬼ごっこも楽しみました。

図工の時間には、日本に来る前からRosieたっての希望していた「クラフトワークショップ」を実施しました。まず、絵本『はらぺこあおむし』をモチーフに、思い思いにおなかぺこぺこのあおむしを作りました。途中、海外ルーツの子がRosieの英語を通訳してくれたり、最後にはRosie先生が用意してきた手作りカードと絵本のプレゼントも。児童たちは「See you later!」と声を張り上げ、Rosieが見えなくなるまで手を振っていました。

午後は、げんきっこでRosieのお父さん、Benさんによる「Pop Art Words」ワークショップ。アメリカンコミックの擬音語をテーマに、音とイメージをつなげながらアート表現を楽しみました。Benさんのエネルギッシュなリードに、子どもたちも大盛り上がり。もちろんRosieも一緒に参加しました。

言葉や文化が違っても、子どもたちにとって大切なのは「一緒に遊べること」。国も言葉も違う”友だち”と出会ったこの経験によって、子どもたちと世界との距離が少し縮まったような気がします。
