【西粟倉小学校】2年生生活科 あわくら会館のお仕事体験!〈実施報告〉
2025.03.20
「この本面白かったからおすすめしたい!」と、数ある本の中からおすすめの本を真剣に探す子どもたち。

小学校2年生の生活科では地域の仕事について学習する単元があります。今回子どもたちに「西粟倉の中で気になるお仕事は?」と尋ねたところ、たくさん声が上がったのがあわくら会館のお仕事。今回は小学校の図書室でもお世話になっている萩原すみれさんにご協力いただき、図書館のお仕事体験をさせてもらいました。

あわくら会館に到着すると、萩原さんに館内案内をしてもらいました。「ここ知ってるー!」とみんなおなじみの場所ですが、「西のにわ」ではパソコンでお仕事をしている人もちらほら。平日の日中ならではのしんとした雰囲気に子どもたちは少し驚いたようでした。

館内見学を終えると質問タイムです。「あわくら会館に何人ぐらいのお客さんが来ますか?」「何冊ぐらいの本があるんですか?」と学校で準備してきた質問に加え、「本ってどの順番で並んでいるんですか?」と見学をして改めて気になったこともたくさん質問することができました。

あわくら会館について知った子どもたちは、いよいよお仕事体験です。萩原さんから2つのお仕事をお願いされました。
一つ目は幼稚園に持っていく絵本の選書。「春にちなんだ絵本を選んでほしい!」という依頼に、「じゃあ桜がある絵本がいいな」「蝶々も春かな?」と一斉に本棚に向かう子どもたち。「あ!あった!」と宝物探しのようにウキウキしながらどんどん春の絵本を選ぶことができました。
次のお仕事は、おすすめの1冊を選ぶこと。来月会館特設コーナーで展示される本を選んでいきます。「好きな本がいっぱいあって選べない~」と考え込む子や、この本が面白そうと表紙でパッと選ぶ子も。時間をかけて、自分がおすすめしたい1冊が出そろいました。
図書館の仕事には本の貸し出し以外にもいろんな仕事があることを知った子どもたち。これからも楽しみながらいろんな世界にであってほしいなと思いました。
今回子どもたちが選んだ本は3月中あわくら会館の特設コーナーで展示されています。是非ご覧ください。貴重な経験をさせていただきましたあわくら会館の萩原さん、ありがとうございました!