【西粟倉小学校】6年生総合学習 オオサンショウウオ・地域熱供給の魅力って?〈実施報告〉

2026.03.02

西粟倉小学校6年生の総合的な学習の時間「あわくらみらい学」では1学期、西粟倉でも昔行なわれていたことがあるミツマタを使った紙づくりに挑戦しました。完成した紙を栞にして西粟倉のふるさと納税の返礼品と一緒に全国に届けたいと考えた子どもたち。西粟倉の魅力がより伝わるように、オリジナルのキャッチフレーズを書いた栞と村内の魅力を書いたチラシの作成をすることにしました。

今回は、子どもたちが村の魅力に挙げた「オオサンショウウオ」と「地域熱供給」について、西粟倉村役場の白籏佳三さんにお話しを伺いました。

まず、初めにオオサンショウウオについてお話しを伺いました。オオサンショウウオは日本では西日本に生息している特別天然記念物で、3,000万年前から同じ形をしている世界最大の両生類だそうです。中国山地の付近に多く生息していて、白籏さんは、オオサンショウウオが下流から上流に上がれるように川の堰堤に木で作った階段を設置したり、巣箱の設置を試みるなど、オオサンショウウオが住みやすい環境を作るために様々な取り組みをされているとお話しいただきました。

また、日本全国で発見されているチュウゴクオオサンショウウオとの混血種が西粟倉ではまだ発見されていないそうです。

「オオサンショウウオに対する想いは?」という子どもたちからの質問に、「西粟倉がずっと続く地域であってほしい。オオサンショウウオは西粟倉の川の象徴だと思う。オオサンショウウオと一緒にがんばっていきたい」とおっしゃっておられました。その言葉に「守るんじゃなくて一緒にかぁ~」と子どもたちも白籏さんの言葉が印象に残ったようです。

続いて、地域熱供給についてお話しを伺いました。50年・60年前に植えられたスギ・ヒノキを無駄にしないため、地域熱供給では曲がっていたりして価値が着きづらい材を使用しているそうです。

チップに加工し、燃やすことでお湯を作り、地域内の建物に送ることで暖房として使われています。小学校にも地域熱が使われているため、子どもたちは身近に感じているようです。「どうやってお湯から暖房になっているのですか?」「どんな管を通っているのですか?」など具体的な質問がたくさん出てきました。

最後に「今は手に入る石油や天然ガスは外国から入っているものがほとんど。もし、それらが入ってこなくなっても生活できるように、安心、安全、安いエネルギーを自分たちで作れることは重要だと思う」とお話しされました。

何となく知っている「オオサンショウウオ」「地域熱供給」ですが、実際に担当されている白籏さんのお話しから、具体的な取り組みや仕組み、どんな想いで取り組まれているのかなどさらに魅力となる部分を知ることができた子どもたち。

次回は他の魅力も調査していきます。

ご協力いただきました西粟倉村役場の白籏さん、ありがとうございました!