\子どもによる子どものためのクリスマスマルシェを開催しました！/

今年度も子どもたちによる「クリスマスマルシェ」を開催しました。残念ながらインフルエンザが流行しだしたため、前日準備のための宿泊がなくなってしまい、当日はカフェ、スイーツチームは朝7時半に集まり、他のチームも8時に集合して最終準備を行いました。
「たくさんの人に来てほしい！」「楽しんでほしい！」とワクワク・ドキドキしながら準備を進めます。そして気が付くとあっという間に10時。お客さんが1人また1人とお客さんが続々と来てくださいました。

開場してからも商品数が多くて出店準備が追いつかなかった中学生のカフェチームは急いで準備を進め、小学生がしているスイーツ屋さん、貝殻アート屋さんは何とかお客さんとやり取りできているもののはずかしさと緊張で小さめの声…。

緊張とバタバタでスタートしたマルシェでしたが、ゲーム実行委員会のブースには早くもたくさんの子どもたちが集まり、会場は大盛り上がり。カフェチームもこれまでの経験で臨機応変に対応し、すぐに販売を開始。スイーツ屋さん、貝殻屋さんもちょっとずつ声が大きくなってきました。

そうこうしているうちに、劇の公演時間です。会場内に劇への呼び込みを行なう劇団員の声が響き渡ります。新しいメンバーを迎えて初めての公演。演目は前回もやったことがあるものでしたが、音響や黒子が増えて、前回よりもクオリティの高い劇に仕上げることができました。今回は2回の公演を行い、終了後にはたくさんの笑顔と拍手を貰うことができました。

今回のマルシェではワークショップで使う道具を持ってくるのを忘れてしまったり、思っていたよりも機材を起動するのに時間がかかってしまったり、予期せぬハプニングがあったブースもありました。しかし、「どうしたらいいかわからない」とそこで立ち止まらず「じゃあ代わりにこうしよう！」と考えて、自分たちの力で次のステップに進むことができました。

それはちょっとしたことかもしれません。でも、誰かに答えを求めるのではなく、自分たちで考え、道を切り拓く力をこの先も大事にしていってほしいと思います。

振り返りでは「初めてだったけど上手くできた！」「いっぱいお客さんが来てくれて嬉しかった！」とやり切ることができたようでした。

今回も大学生がボランティアに来てくれました。また、ご来場いただき温かく子どもたちを見守ってくださいました皆様もありがとうございました！