「公園の遊び方」をいろんな人に知ってほしい！今回はお披露目イベントを行いました。

6年生の総合的な学習の時間で長い時間をかけて進めてきたふれあい公園の看板づくり。今日はいよいよ完成、そしてイベントの実施日でした。看板は公園の魅力を伝える地図・生き物紹介・樹種紹介・ネイチャーゲーム紹介の計4面を前回設置した看板の骨組みに取り付けました。

子どもたちが出来上がった盤面を観るのはこれが初めて。実際の看板が登場すると「おぉ～！」と歓声が。みんな「俺が運ぶ！」「私持ちたい！」とたくさんの手が看板にあわただしく集まります。骨組みに合わせて、左右対称か、斜めになっていないか慎重に確認し、ビスとインパクトドライバーで盤面を固定していきます。木薫の國里さん・舟橋さんに教わりながら、インパクトの勢いでビスが斜めにならないように細心の注意を払いながら慎重に作業を進めます。順番を待っている子たちも固唾を飲んで見守りました。

そして、無事看板が完成。一息つく暇もなく次はイベントです。しばらくすると幼稚園の子どもたちや、6年生の村内放送を聞いてイベントを知った地域の方々がイベントに参加しようと公園に来てくださいました。

イベントは3つのブースに分かれそれぞれネイチャーゲームを行います。幼稚園の子どもたちは最初少し緊張していたようでなんだかもじもじ。6年生もなかなか幼稚園の子どもたちにルールを説明するのが難しかったようでぎこちない様子でした。けれどしばらくすると、「じゃあ一回見本を見せるのでみてください」「分からないことはある？」といろんな方法を試していました。

ゲームが始まると幼稚園の子どもたちも6年生もみんな笑顔に。6年生が遊びに使う石を集めてくれたり、追いかけるのを少し手加減したり、幼稚園の子や地域の人たちが楽しめるような場づくりをしながら、6年生自身も楽しんでいるようでした。寒さも忘れて遊び回り、公園中から元気な声が響き渡っていました。

会が終わるころになると「もっとやりたい！」と言う声がたくさん上がり、少し名残惜しそう。「ふれあい公園をいろんな人に知ってもらいたい！」という願いが届いたようでした。

今まで伴走していただきました木の里工房木薫の國里さん・舟橋さん本当にお世話になりました！