4年生のふるさと元気学習では「西粟倉の仕事」をテーマに学習を進めています。今回は仕事を紹介するポスター制作のため、シブヤカバンさんの次にみそ汁や一汁一菜さんへ取材に伺いました。

対応してくださったのは店主の大上隼人さん。お店の中に入ったとたんにお出しのいい香りが立ち込めます。厨房の中をご案内いただき、おみそ汁に使っている材料や調理器具を紹介いただきました。

「味噌は美作の味噌、野菜はできるだけ西粟倉の旬の食材を使っています」とのこと。また、野菜の切り方ひとつにもこだわりがあり、1つ1つの野菜に均等に味が染みるよう、様々な切り方を試されているそうです。よりおいしいおみそ汁を求めて日々研究を重ねる大上さんのお話しに子どもたちは「そうなんだ~」「なるほど!」と興味津々でした。

「接客で気を付けていることは何ですか?」という質問に「『おみそ汁熱いですから気をつけてくださいね』とか、『どこから来られたんですか』とか、お客さんへの心遣いやコミュニケーションは大事にしたいと思っています。気を付けているというか染みついていることです」とお話しいただきました。子どもたちがあまり想像していなかった「染みついている」という言葉。毎日繰り返すことで自分の物になっていく仕事の感覚に触れることができました。

このお店を訪れるたびに今日お伺いしたお話しをちょっとでも思いだしてもらえたらいいなと思います。

ご協力いただきましたみそ汁や一汁一菜の大上さんありがとうございました!