【西粟倉中学校】2年生音楽 ギターの魅力を学ぶ。小林辰馬さん特別授業〈実施報告〉

2024.02.02

西粟倉村の中学校2年生の音楽では、ギターの授業があります。今回は小林辰馬さんに地域講師として中学校にお越しいただき、ギターの魅力について教わりました。

小林さんは普段、「古民家カフェあるの森」でタイ料理レストランをなさっているかたわら、音楽家としてバンド演奏やライブなどにも出演されています。メインはドラム担当ですが、ギターで作詞作曲もされています。

授業ではそんな小林さんの魅力にも触れてもらうために、ライブ形式でまずはオリジナル曲を演奏していただきました。生徒たちも手拍子をしながらノリノリで聴いていました。

「作曲もできてすごいと思いました!」「作詞作曲はどういう時にするんですか?」「懐かしい感じがして、昔を思い出しました」などなど、それぞれの率直な意見や質問に小林さんから丁寧にお答えいただきました。

音楽の片山先生と小林さんの事前打合せの中で、ギターの魅力はもちろんのこと「音楽を身近なものに感じてほしい」「作詞作曲の魅力についても伝わって欲しい」などの想いが詰まった今回の授業。

小林さんのギターと片山先生のクラリネットで「カントリーロード」の特別セッションもあり、文字通り音を楽しむおとな二人の演奏に影響されて、生徒たちも早く自分でやってみたい!といった様子でした。

実際コードをおさえてみますが、きれいな音を出すことは中々一朝一夕ではできません。早速「今日あわくら会館に置いてあるギターを弾いてくる!」と宣言する生徒もいました(実際Nestスタッフが覗いてみたところあわくら会館に置いてあるコード表を見ながらギターを弾いている姿が見られました)。

小林さんの魅力や音楽の楽しさを学びつつ、ギターを実際に弾いてみるとなると少し時間が足りないようにも感じましたが、生徒からは「もっとやりたい!」という声があがりました。

地域で活躍されている魅力的な大人を見て学び、学校の授業を越え「もっと!」に繋がる瞬間でした。

小林さん、ありがとうございました!