4年生のふるさと元気学習では「西粟倉の仕事」をテーマに学習を進めています。今回は仕事を紹介するポスター制作のため、林業をされている清勝さんへ取材に伺いました。

対応いただいたのは小川勝也さんと影本信之さん。今回は切り出してきた木を選別する土場にお伺いし、実際に現場を見ながらお話しをお伺いしました。

西粟倉の木はほとんどがスギとヒノキ。切り出してきた山ごとに仕分けされています。「どっちがスギか分かる人!」と影本さん。子どもたちは「葉っぱだったら分かるけど・・・」と1学期に山に入って学んだことを思い出してもなかなか難しい様子。

切り株を見て「真ん中が白い方がヒノキで、赤っぽいのはスギだよ」と教えていただきました。

木を選別する作業では重機を使って、木を転がして軸を確認したり、幹の太さを図っていきます。自分の手のように重機を操る姿に子どもたちは釘付けでした。

インタビューでは「いい木ってどうやってわかるんですか?」という質問に「転がして曲がりが無いか確認したり、パッと見て虫食いが無いか見たりして判断します。大体1年ぐらいで見分けることができるようになります」と教えていただきました。木を選別する以外にも木を切ったり、運んだり、様々な山に関わる仕事をされています。プロの技により西粟倉の山々が手入れされ、受け継がれているのだろうなと感じました。

ご協力いただきました清勝の小川さん、影本さん、ありがとうございました!