4年生のふるさと元気学習では、「西粟倉の仕事」をテーマに学習を進めています。今回は仕事を紹介するポスター制作のため、mori no otoさんへ取材に伺いました。

代表の石川照男さんにご対応いただきました。

mori no otoさんは木で様々な楽器を作っておられます。工房に入ると様々な形の木の楽器が机の上に並べられていました。子どもたちは楽器に興味津々です。

まず、最初にどんな楽器をどのように作っておられるのかご紹介いただきました。たたく場所によって音程が変わる楽器や、中に木のボールが入っていて動かすと川の水の流れのような音がする楽器。子どもたちは「すご～い！」と、楽器の音色の幅広さに驚きます。石川さんは「どうしたら木を使って音が出るか、どんな楽器を作ったら楽しいかを日々考えています」とお話しいただきました。「最初から楽器を作っていたんですか？」という質問に、「最初は家電をデザインする仕事をしていました。その時から今と同じように考えたものを一度試しに作ってみて商品を作っていました。それから音楽がずっと好きだったので楽器を作ることにしました。作るものは変わってもその方法は同じだと思います。」とお話しいただきました。

最後は石川さんの想いやアイデアが詰まった楽器を使って一緒に演奏させてもらいました。

一見全く別の仕事でも経験は活きることを知った子どもたち。様々な経験を合わせて奏でていくことで仕事の深みが増してくるのかもしれません。

ご協力いただきましたmori no otoの石川さん、ありがとうございました！