【Nest/Pocket】あわくらみらいアカデミー やってみんProject「木に絵を描くワークショップ」をやってみたい!」〈実施報告〉

2026.04.16

子どもたちの「やってみたい!」に寄り添い伴走する「やってみんProject」。

今回は1年生の女の子から「木に絵を描くワークショップをやってみたい!」ということで、計画がスタートしました。

「なんでこれを企画したいと思ったの?」と聞いてみたところ、「自分の思い通りに絵を描けるって楽しいって知ってもらいたいから!」と素敵な回答が。絵を描くのが大好きな女の子。みんなに絵を描くのが楽しいと伝えるための挑戦が始まりました。

まずは、企画書を書くことに挑戦です。どんな木にどんな材料を使ってワークショップを行なうのか考えていきます。他の人が見てもやりたいことやその詳細が分かるのが企画書。「面倒だな」と思う部分もありましたが、細かい部分も考えていくことで会のイメージを膨らませることができました。

イメージを膨らませた後はチラシ作りです。試作をした後に、フォーマットを使って必要な項目を埋めていきます。参加者へのメッセージには「私がサポートするよ!」と絵が苦手な人にも来てもらいたい!という思いを込めました。

次は使う木を準備します。今回は木の里工房木薫さんのご厚意で、端材をいただきに行きました。最初「木は切ったことないから自分じゃ切れない!」と断言していた女の子。しかし、木薫さんに端材をもらいに行った際、いろんな道具を見て加工に興味がわいたのか、「木を切ってみる?」と聞いてみたところ「切ってみたい!」と、糸鋸に初挑戦しました。

最初は、「一緒に持っててね・・。これで切れてる・・?」と不安そうに糸鋸を動かしていましたが、1つ板を切れたら自信がついたのか、「もう一枚切る?」と聞くと「全部切れそう!」とたくさん切ることができました。

イベントの週には1年生の帰りの会の際に教室で告知をさせてもらいました。「木に絵を描くワークショップをします。頑張るので来てください」と、いつも友達に話す言葉とは違い、少しかしこまって緊張した様子で話していた女の子。聞いている他の子たちも真剣に話を聞いた後、「絶対行きたい!」との声に、女の子の顔から笑顔がほころびました。

そして迎えた当日。ペンや木の板を机に用意し、木で作った看板を首から下げて準備は万端です。1年生のクラスのみんなにイベント告知をしたおかげもあって、開始前から「まだかな~」とお客さんが。スタートからワークショップの座席は満席になりました。最初は「私も絵を描く!」と絵を描いていましたが、「ペンを取って!」「次はどうしたらいい?」とお客さんの対応に追われながらもワークショップを進めていきました。

ジェル状のペンを使った作品は最後にドライヤーを使って乾かさなければなりません。お客さんの子が「自分で乾かしたい!」と、お店屋さんである女の子から作品を取り上げようとしたときに「でも私がお店屋さんだから!これは私の仕事!」ともめて落ち込んでしまう場面もありましたが、「最後までやり切る!」と気持ちを切り替えて無事ワークショップを終えることができました。「ワークショップ楽しかった!」「ありがとう!」と参加してくれた友達から声をかけられて「そっか!よかった!」と少し照れくさそうな女の子。振り返りでは、「困っている人はサポートできた」と目標にしていたことが達成したことや、「喧嘩になっちゃったから最初にドライヤーはやるねとつたえたらよかった。」と改善したほうが良かったことも見つけることができました。

今回のワークショップを通して、初めての挑戦や難しかったこともありましたが、それを乗り越え「次は紙に絵を描くワークショップもいいなぁ」とルンルンで話してくれた女の子。どんどん「やってみたい!」が広がっているようでした。

木材の手配にご協力いただきましたエーゼロの林さん、木の里工房木薫の森本さん、ありがとうございました!