子どもたちのやってみたい！にとことん向き合う「第10回あわくらみらいアカデミー　やってみんCAMP」を行いました。

プログラムはシンプルに「やってみたいこと」「自由時間」「ご飯の時間」しか決まっていません。「やってみたいこと」は事前に打ち合わせをして子どもたちがアイディアを企画にしたものです。

お昼は「落ち葉版画」「ストーンペインティング」「宝さがし」「木で楽器作り」を行いました。

そのあとに食事の時間。キャンプなどの食事はどうしても時間が決まっていて、大人がせっつきながら、ときにほとんど作りながら時間に間に合わせていきますが、やってみんCAMPは、子どもたちに任せています。結果、ポトフと焼きそば、おにぎり（メニューも事前に子どもたちが考えたもの）を2時間ほどかかって作り上げました。それでも、どれもおいしくできあがりました。

夜のやってみんは「火起こし」「木のお皿づくり」「ドラム缶風呂」。お皿づくりは、やっぱり時間がかかるものでなかなか難しい。ただ、その「難しい」を自分たちで感じてほしいと思い、スタッフからは止めたり、アドバイスしたりはしません。火起こしもファイヤースターターで男の子たちが挑戦。夜露で湿気ているのもあって、なかなか火が着きませんでしたが、腕が痛くなるまで繰り返しやって最後には無事に火をおこすことができました。その火でつくったポップコーンは、格別な味がしたようです。

手伝ってくださったボランティアスタッフのみなさんが、手を出しすぎず、でもちゃんと見守ってくれたおかげで、全日程を通して、自分たちが「やりたい！」と思ったことにじっくりと向き合えるキャンプになりました！たくさんの「やってみん！」を叶えられた、また挑戦したみたい！というキャンプになったと思います。