【西粟倉小学校】5年生総合学習 学びを地域に発信!@あわくら大学〈実施報告〉

2024.02.21

あわくら大学では西粟倉村の65歳以上の方が入学し、1年を通して毎月様々な学びをされています。2月は恒例になった5年生が学習内容を発表する月です。

今年の5年生はふるさと元気学習で学んできた水力発電を中心としたエネルギーについての学習と学校内の「英語フェスティバル」で発表した道案内についての劇を発表しました。どちらも1回はほかの場所で発表したことがある内容とあって、堂々とスムーズに発表することができました。今回は地域の”大学生”への発表のため、伝わりやすい発表はどんな発表かを考え、特にゆっくり、はっきりと伝わりやすいように気を付けていました。

エネルギーについての発表では、スライドを使いながら、発電所へ見学に行ったことや百森でんきさんの授業から学んだことを発表しました。発表中、熱心にメモをとられている”大学生”も。5年生の学びを発信することで地域の方々の学びをより深めることができたようでした。

次に発表した道案内についての劇は全編英語での発表だったため、なかなか伝わらないのではと心配していましたが、子どもたちのユーモアあふれる動作や表情から内容を読み取り、大学生は笑顔で観劇することができました。

最後は、グループに分かれて大学生と5年生が交流しました。「あんた○○さんとこの孫なんか!」と、知っている人の繋がりを見つけると大盛り上がり。他にも、「きみはどこの資料を作ったの?」「良くできているね」と今日の発表について嬉しい言葉をかけていただくことができました。

学んできたことを地域の中で発信することで、それを受け取った人からまた返ってくるものがある。そんなやり取りを通して自信を育み新たな発見をすることで、次の1歩を踏み出してもらえたらと思います。

子どもたちを温かく見守ってくださったあわくら大学の皆さん、ありがとうございました!